作り方の手順の詳細

ホームページを作る際、デザインなどはあとからいくらでも修正が効きますが、一度決めたサイトの方向性をあとから修正するのは困難になります。

例えば、当サイトは「ホームページの作り方」に関するハウツーサイトですが、今から「ブログの作り方」に内容に変更しようとしても、ドメイン名には「homepage」という文字が入っていますし、他サイトから参照されているリンクも変更できないので実質的に不可能です。

一番最初にやることが一番重要であるともいえますので、どういった内容のサイトにするのかを事前によく確かめてから作り出すとよいでしょう。

1.作り始める前に関連キーワードをチェック

まずはサイトのテーマに関連するキーワードをチェックしておきましょう。同じような意味だったとしても、どのキーワードを使うかによって、のちのちのアクセス数に大きく影響してきます。

例えば、当サイトのテーマは「ホームページを初めて作成する際のハウツーサイト」です。この場合、「サイトの作り方」とか「ウェブ作成」、あるいは「ホームページ入門」など、選択できそうなキーワードにもいろいろありますが、それぞれのキーワードで検索回数に大きな違いがあります。

  • 「ウェブサイト 作成」   550,000回/月
  • 「hp 作成」       301,000回/月
  • 「ホームページ 作り方」  49,500回/月
  • 「ホームページ 入門」   1,900回/月

キーワードの月間検索数を調べる方法

追記:AdWordsキーワードツールが終了となり、この検索回数は調べられなくなりました。

人によっては「ホームページ」ではなく、「HP」や「ウェブ」と呼んでいる人もいますし、単純に「サイト」という言い方をしている人もいます。あるいは検索回数は少ないですが、「ほむぺ」で検索する人もなかにはいます。

一般的に、検索エンジンからサイトに呼び込めるアクセス数は、メインキーワードの月間検索回数あたりで頭打ちとなります。上記の例で考えると、仮に「ウェブサイト 作成」で検索された際、自サイトが1位に表示されていれば月間55万アクセス、「hp 作成」では月間30万アクセス程度が見込めることになります。

もちろん、実際には検索結果の1位ばかりがクリックされるわけではなく、2位~5位ぐらいまでで分散されますので、あくまで目安にすぎませんが、できるだけ検索回数の多い一般的なキーワードを使用して作った方が、検索エンジンで上位表示された際に得られるアクセス数が多くなるのです。

一方で、検索回数の多い人気のキーワードにはライバルサイトが多く競合する傾向があるため、検索結果の1ページ目に表示されることが難しくなります。2ページ目以降だとアクセス数はほとんど見込めないため、サイト運営のモチベーションが低下してしまうかもしれません。

逆に、検索回数の少ないキーワードは人気がなく競合サイトがあまりいないため、わりと簡単に上位に表示されることもありますが、その分アクセス数は少なめになります。

どちらを選ぶかは人それぞれですが、1ページ目に表示される可能性が残されており、なおかつ月間検索回数もそこそこあるキーワードでホームページを作るとよいでしょう。

2.ホームページスペースを選びましよう

テーマが決まったら、次にホームページスペースを選びましょう。

ちょっとした内容のサイトでしたら、無料ホームページスペースでも良いとは思いますが、本格的にホームページを作成する場合は、独自ドメインを取得してレンタルサーバーで作成することをおすすめします。
個人向けレンタルサーバー比較

無料ホームページスペースで作成した場合、あなたが多くの時間をつぎ込んで作ったサイトでも、運営側の都合により突然の閉鎖になるリスクがあります。

当サイト運営者も、無料ブログサービスで過去に3サイトほど削除されてしまったケースがありますが、コンテンツを移して他で再開してもアクセス数は元には戻りませんでした。これはURLが変更になることでリンク切れが多発してしまい、検索順位が大幅に低下してしまうからです。

また、提供されるURLは運営会社が所有しているドメインになりますので、サイトの譲渡や売却などの自由はなく、商用利用やアフィリエイトが禁止されていることもあります。

一般的に、サイトを売却する際の相場は月間収益の1年~2年分といわれていますが、仮に、広告収入などの形で月間10万円の収益が発生するようになったとしたら、そのサイトは120万円〜240万円程度での売却が見込めることになります。

けれども、無料ホームページスペースで作成していた場合、自分にはサイトの所有権がないため、譲渡や売却などをすることはできなくなります。「あの時、たった数千円の費用をけちったばかりに、数百万円をふいにしてしまった…。」とのちのち後悔することになるかもしれません。

そのような意味でも、せっかく時間をかけて作るのなら、自分で独自ドメインを取得してレンタルサーバーで作成することをおすすめします。

3.ホームページの作成とボリュームアップ

事前の準備が整ったら、実際にホームページを作成してみましょう。
作り方としては、大きくわけて次の2種類の方法があります。

  1. パソコン上でサイトを完成させてからサーバーへアップロード
  2. ウェブ上のファイルマネージャーで直接ファイルを作成

いずれの方法でも、ホームページスペースとなるサーバー上に、HTMLやCSSなどのファイルがありさえすればサイトは表示されます。一旦、パソコン上でファイルを作ってからサーバーに上げるか、もしくはサーバー上で直接作ってしまうかだけの違いです。

1.の作り方は、パソコン上でホームページ作成ソフトなどを使いながらがメインになります。あるいは、メモ帳やテキストエディタなどを使い、タグを手打ちしながらパソコン上で作成したのち、サーバーへFTP接続でアップロードする方法もあります。

2.の場合は、サーバーのファイルマネージャーで直接編集しながら作成します。テンプレートがあれば、コピペで比較的簡単に作成できます。
簡単な無料ホームページの作り方

もしくは「Movable Type」や「WordPress」などのCMSで作成する場合も、ファイルの管理はパソコンではなくウェブ上ですることになるので、2の方法に近いといえるかもしれません。

ちなみに、当サイトは当初「2.の作り方」でファイルマネージャーで直接作成していましたが、ページ数が100ページを超えたあたりでファイルの管理が困難になってきたため、現在はパソコンにDreamweaverという作成ソフトをインストールして「1.の作り方」で更新しています。

いずれの方法でも、ホームページスペース上にファイルがありさえすればサイトは表示されます。完成したのちも、定期的に更新してページ数を増やして行くと良いでしょう。

初心者向けのホームページ作成ソフトについて

1のホームページ作成ソフトを使う方法についてですが、初心者向けのソフトで作成しているサイトの場合、検索結果でヒットしているケースがあまり見当たりません。これはhtmlタグがめちゃくちゃに出力されてしまうケースが多く、検索エンジン対策では不利なのではないかと思います。

HTMLの書き方については世界共通のルールが定められていますが、初心者向けソフトの場合、簡単に作成できるという面を追求するあまり、ウェブ標準な正しい作り方を犠牲にしてしまっているソフトが多い傾向にあります。

結果として、サイトの表示はされるものの、HTMLがめちゃくちゃに出力されてしまっているため、検索エンジン経由のアクセスがやってこないサイトが多い傾向にあります。もし初心者向けの作成ソフトで数万円をかけるのでしたら、その分をドメインやサーバー費用にあてたり、あるいは素材を購入したりした方がより実用的かと思われます。

例外として、Adobe社のDreamweaverについては、比較的、きれいなHTMLが出力されると定評があります。ただ、こちらのソフトは初心者向けではなく、ある程度のHTMLやCSSの知識がないと使いこなすのは難しいかもしれません。

4.作成したホームページのアクセスアップ

ホームページの作成自体は簡単にできますが、実際に完成しても、それほどアクセスが来るものではありません。定期的に更新したり、運営年数が経過して他サイトから参照されることが多くならないとなかなかアクセス数は増えないものです。

アクセス解析を設置して訪問者が意図する検索キーワードにマッチするコンテンツを増やしたり、デザインを改善してみたり、検索エンジン対策をしてみたりすると徐々にアクセス数も増加していくものと思います。このアクセスアップの方法については、こちらのページをご参照ください。
ホームページ開設後のアクセスアップの方法

けれども、この段階でいろいろと努力してみても、そもそも「1.のキーワード選び」が間違っていたら、いくらがんばってもアクセスが伸びないという状況に陥ってしまいます。そういった意味でも、作り始める前の事前準備が一番大きなポイントになるといえるでしょう。

ちなみに、商用ホームページで費用に余裕がある場合、広告を配信しながらホームページへの集客を検討してみるとよいかもしれません。作りたてのホームページでも、広告費用をかけることで見込みのあるお客さまをすぐに集めることができます。