サーバーアクセスログの設定方法

レンタルサーバーを契約した際には、アクセスログの保存設定をしておくことをおすすめします。

不正アクセスにあった際など、後々何らかの事情でアクセスログが必要になることもありますが、たいていのレンタルサーバーでは自動ではデータが保存されません。ユーザーが保存設定をしてからデータが蓄積されていく仕様が多いため、契約した段階で設定しておくことをおすすめします。

また、一定期間が経過したらデータが削除されるケースも多いため、可能であれば、定期的にアクセスログをダウンロードしてPC内に保存しておくとよいでしょう。

加えて、「Awstats」などのアクセスログの解析ツールを利用する場合、こちらも利用するには設定をしておかないとデータが集積されていきません。「アクセスログ」と「アクセス解析ツール」の設定を契約した段階でしておくことをおすすめします。

エックスサーバーの例

エックスサーバーでは「ログファイル」の箇所から保存設定ができます。

エックスサーバー ログファイル

ログの保存期間は最大で「9週間」となっています。

エックスサーバー ログ保存

また、エックスサーバーの場合、「アクセスログの保存設定」のほかにも、アクセス解析ツールも追加しておくとよいでしょう。

アクセス解析ツール 追加

お名前.comレンタルサーバーの場合

お名前.comサーバーの場合、コントロールパネルの「アクセス解析+SEO総合診断」の箇所から設定できます。

アクセス解析+SEO総合診断

設定を「有効」にしておくとよいでしょう。

保存設定 有効

お名前.comレンタルサーバーの場合、オリジナルのアクセス解析のツールを利用することができます。

さくらインターネットの例

さくらインターネットの場合、ドメインごとにデータを解析するには、「ホスト名の情報」の箇所の設定も必要になります。こちらも「残す」に設定しておくとよいでしょう。

アクセスログの設定

保存期間

コアサーバーの例

コアサーバーの場合、「アクセスログ閲覧」の箇所から保存設定をすることができます。

コアサーバー ログ保存

ロリポップの例

ロリポップ!の場合、特に設定は必要ありません。
90日間は自動で保存されますので、定期的にログをダウンロードしておくことをおすすめします。

ロリポップ アクセスログ

ヘテムルの例

ヘテムルもログの保存設定は必要ありませんが、ダウンロードできるのは「過去 30 日分」となっています。

アクセス解析

上記のように、なかには何もしなくても自動で保存されるレンタルサーバーもありますが、ほとんどのケースでは最初に「保存設定」をしておかないとデータが蓄積されていきません。サーバー契約をした際には、まずはアクセスログの保存設定をしておくとよいでしょう。

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