日記ツールやブログからの被リンクについて

日記ブログの場合、芸能人などは毎日更新する人もいるので、ホームページと比較すると更新頻度が高い傾向にあります。更新を楽しみに待っている読者もいるため、ping送信やRSS配信などで更新されたらすぐに分かる仕組みなどが用意されています。

加えて、検索エンジン側でもクロール頻度が高い傾向にありますので、最新情報が検索エンジンに反映されやすい性質があります。

一番情報がはやいのは掲示板やツイッターなどになるかと思いますが、概ね、以下の順位で情報更新のはやさに違いがあります。

掲示板・ツイッター(リアルタイム)
→ 個人ブログ(数日以内)
→ 大手ニュースサイト、テレビ、雑誌(数時間~数週間後)
→ ホームページ(遅め)

最新情報が頻繁に更新されるブログは、検索エンジンからも頻繁にクロールされるようになりますので、そのようなサイトに自サイトへのリンクが掲載されると、そのリンクをたどって検索エンジンを呼び込むことができます。

つまり、よく更新されているブログにリンクが掲載されると、クローラーの呼び水的な効果を期待できるわけです。結果として、クローラーのやってくる頻度が上がりますので、検索エンジンにもインデックスされやすくなります。

外部サイトからリンクをもらうことは大切ではありますが、何年も更新していない状態で、クローラーの訪問も数か月に1回程度のサイトからリンクされたとしても、あまり意味はないかもしれません。

オーソリティーサイトからの被リンクも重要ではありますが、最新情報がよく更新される日記ブログなどからリンクされることも、SEO対策上の重要なポイントといえるでしょう。

ホームページにブログを設置して更新頻度を高める

そういった意味で、最新情報の更新については、ホームページとは別にブログを設置してみたりして、そちらの方で更新していくのがよいかもしれません。

例えば、スタッフブログとか、社長ブログのようなものがありますが、メインサイトに付属するような形で作成されているケースが多いです。設置方法としては次の3つがあります。

~ ブログ設置の3つの方法 ~

①ホームページとは違うドメインでブログを作成

この場合、ドメインが違いますので、ホームページとブログは別々のサイトと認識されることになります。例えば、ホームページを自分のドメインで構築し、ブログについてはアメーバなどの他社サービスを使用するケースになります。

このブログからのリンクは外部リンクと見なされますので、外部リンクの獲得の面でメリットがあります。ただ、同一ドメインからの被リンクについては、たくさんあってもあまり効果は見込めないため、それほど意味はないかもしれません。

②ホームページのサブドメインでブログを作成

こちらもサブドメインになりますので、一応は他サイトからの被リンク扱いにはなりますが、同一ドメインのサブドメインの場合は効果が微妙なところです。ただ、次の③と比較すると、ブログ自体もある程度は検索でヒットしやすくなる傾向があります。

③ホームページと同じドメイン下でブログを作成

こちらはサイト下に/blog/などのフォルダを作成して更新していく形になります。

この場合は同一サイトと同じように扱われる為、外部からのリンク獲得というよりも、内部リンクが増えていくという形になります。また、ブログを更新することで定期的に更新されているホームページと見なされます。

ですので、ページボリュームや内部リンクの増加、あるいは更新頻度といった面でSEO対策上のメリットがあります。Movable TypeなどのCMSを設置した場合にも、こちらの方法がデフォルトになっているかと思われます。

一般的には、この③の方法がぶなんかと思われますが、②と比較すると、ブログ自体はあまり検索ではヒットしにくい傾向にあります。

いずれにしても、最新情報を更新するための仕組みを考えるようにしておくのがよいでしょう。

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