中古ドメインのドロップ

世界中に存在する1億以上のドメインのうち、1日あたりに期限切れを迎える数はだいたい10万ドメイン前後です。そのうちのほとんどは、オールドなものでもないですし、被リンクなどもついておらず、カテゴリ登録などもされていないものばかりといえます。

けれども、その10万個のうち、数10〜数100個程度はページランクが残っていたり、優良なサイトからの被リンクがそのまま残っていたり、年代の古いものもあります。割合にするとほんのわずかではありますが、それらの良質なドメインに注目が集まるようになります。

ただ、ドメインの更新期限が過ぎたとしても、すぐに誰でも取得できるわけではありません。
削除猶予期間などいくつかの段階がありますので、実際に誰でも取得できるようになるには、期限が切れた後、75日〜80日程度の時間がかかります。

そして、pending delete という5日程度の最終的な段階を経て、レジストリから登録が削除されると誰でも取得できる状態になりますが、このことを「ドロップ」と呼ばれています。

ドロップされる時間帯

  • .com & .net : 4:00 am - 5:15 am (時期によっては3:30前後も。)
  • .org : 11:30 pm – 0:30 am
  • .info : 6:30 pm – 7:30 pm
  • .biz : 4:30 am – 5:30 am

【追記:こちらは2010年時点での古い情報なので現在は不明です。】

この1日に10万前後ドロップされる中古ドメインのなかから、優良なものを選んで取得するわけですが、たいていはページランクの高いものやオールドなもの、カテゴリ登録のあるものに人気が集中し、その数自体は1日に数十前後です。

世界中の大勢がその数十程度の優良なドメインを狙い、ドロップされる瞬間を待つわけですので、実際に取得できる確率はかなり低いものといえるでしょう。

また、最近は個人が手動で取得するのは困難になってきており、ほぼ業者がプログラムを組んで取得されております。個人で取得するのは難しく、ほぼ業者が取得されるケースが多いようです。

これだけはどうしても…というドメインの場合は、バックオーダーなどの有料システムに頼るのもよいでしょう。

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中古ドメインのドロップ
ドメインは pending delete という5日程度の最終的な猶予期間を経て、レジストリから登録が削除されると誰でも取得できる状態になります。これは一般的に、「ドロップ」と呼ばれています。

オールド・中古ドメインの探し方
1日のうちで期限を迎える数十万程度のドメインのうち、そのほとんどはSEO対策上なんの利点もないものばかりです。けれども、優良ドメインがほんのわずかに存在し、それらはマニュアルで探す方法とツールを使って探す方法があります。

コマンドを使ってのドメインの調べ方
期限切れドメインを取得する前に、偽装ページランクや被リンクなどを調べておきましょう。グーグルやヤフーコマンドで最低限は調べておきたい基本事項についてご紹介します。

中古ドメインの処理の仕方
ねらった中古ドメインを取得することができたら、wwwあり・なし設定や被リンクのあるページなどを適切に処理しておきましょう。以前のドメインとあまりに違った構造にしてしまうと、被リンクなどはリセットされるかもしれません。